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古民家の木組み

 
7寸角桧のサンプル (右は4寸角)
  家づくりコラム

  私たちの考える豊かな家づくりは、構造体に一般的に使用しない5〜7寸角の無垢の

 柱や梁を使用し、基礎にもより頑丈さを持たせ、できるだけ天然の素材を使用した健康的

 な家です。   家づくりは一生に一度の大作業です。見た目に惑わされない確かな目を

 持ち、大切なものを次の世代に伝えていきましょう。

                  
                  
 現状の家づくりに思うこと

        ◇ 構造体に国産無垢材を使う  (集成材を考える)

  現在日本では木造住宅の構造に集成材を使用する家の割合が8割以上にのぼって

 います。 この集成材とは無垢の木を何回も接着剤で貼りあわせたもので、木の材料に

 主に ホワイトウッドという北欧の柔らかい木を使っていますが、日本の温暖で多湿な

 気候に適しているかというところは疑問に思います。

  また、日本では国産材の利用を推進しています。それは二酸化炭素削減に向けた

 取り組みです。 荒れた森林を循環させ、植林や間伐などの維持の為に森林を適切に

 維持し、面積を増やすことが期待されています。 国産木材の使い道で多くの割合を

 占める住宅や家具などの消費者は、その意識を持ってもらいたいのです。

 日本の木と天然の素材でつくられた、愛着の持てる家で家族と一緒に長く健康

 にくらすことが「豊かにくらす」ことではないでしょうか。


        ◇ スケルトン&インフィル (骨太な構造体と間仕切などの分離)

  現在の木造住宅は金物や耐力壁に頼りすぎてはいないでしょうか。阪神大震災以降、

 より構造の基準が強化され強固な仕様が義務づけられています。

 金物や耐力壁の増加により、確実に地震に対して強くなっているのはよいのですが、

 長いスパンでみると、その内部耐力壁の多さなどが建築物の用途に支障をきたし、結果 

 家が短命になってしまうかもしれません。
 
 それらの条件を満たすことのみでなく、至る所に現存している築100〜500年の歴史的な

 木造の建物から、原点に帰って学び取った圧倒的に余裕のある構造体の必要性を感じて

 います。
骨太な構造体と間仕切などを分離して考えられる住宅のみが将来変化する

 暮らし方に対応できるのではないでしょうか。
平成19年3月 能登半島沖地震 新聞より
                雪国で通常より太い柱を使用していた家が多く、
               家屋の全壊は少なかったものと専門家もみています
 

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